メンズ脱毛を始めるときに一番心配だったのが「痛み」だった。
ネットで「ゴムで弾かれる程度」と書いてあったので甘く見ていたら、ヒゲの1発目で「ッ!」と声が出た。正直に言うと、ゴムどころじゃない。鼻下は特に痛くて、目に涙が浮かんだ。
ところが腕のレーザーはほとんど痛みを感じなかった。同じ脱毛でも、部位によって痛みのレベルが全然違う。これを事前に知っていれば、心の準備ができたし、麻酔を使うかどうかの判断もできた。
この記事では、主要な部位の痛みレベルを10段階で評価し、痛みを軽減する7つの方法を紹介する。
部位別の痛みレベル(10段階評価)
以下は私の実体験と、クリニックのスタッフに聞いた一般的な痛みレベルを合わせた評価だ。個人差があるので、あくまで目安として参考にしてほしい。
痛みランキング
| 順位 | 部位 | 痛みレベル | 例えるなら | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鼻下(ヒゲ) | 9/10 | 針で刺されるような鋭い痛み | 皮膚が薄い、毛が密集、神経が集中 |
| 2 | VIO(Iライン) | 8/10 | 熱い輪ゴムで弾かれる感覚 | 皮膚が薄い、毛が太い |
| 3 | VIO(Vライン) | 7/10 | 強めの輪ゴムパチン | 毛が太く根深い |
| 4 | あご(ヒゲ) | 7/10 | チクッとする痛み | 毛が密集、骨に近い |
| 5 | VIO(Oライン) | 6/10 | やや強めのチクチク | 意外と痛くない人が多い |
| 6 | ワキ | 5/10 | ゴムで弾かれる程度 | 毛は太いが面積が小さい |
| 7 | すね(脚) | 4/10 | 軽いチクチク | 骨に近い部分は痛みやすい |
| 8 | 胸 | 3/10 | ほんのり温かい程度 | 毛が細い人は痛みが少ない |
| 9 | 腕 | 2/10 | ほぼ無痛 | 毛が細い、皮膚が厚い |
| 10 | 背中 | 2/10 | ほぼ無痛 | 面積は広いが毛が細い |
なぜ部位によって痛みが違うのか
痛みの差は主に3つの要因で決まる。
1. 毛の太さと密度
レーザー脱毛は毛のメラニン色素に反応する。毛が太く、密集しているほどレーザーのエネルギーが集中して吸収されるため、痛みが強くなる。ヒゲやVIOが痛い最大の理由がこれだ。
2. 皮膚の薄さ
皮膚が薄い部位ほど、レーザーの熱が神経に伝わりやすい。鼻下やIラインは皮膚が非常に薄いため、痛みを感じやすい。
3. 骨との距離
骨に近い部位(すね、あご、額)は振動が骨に伝わって痛みを感じやすい。逆にお腹や太ももは脂肪が厚いため、衝撃が吸収されて痛みが少ない。
痛みを軽減する7つの方法
方法1: 麻酔クリーム(最も確実)
最も効果的な痛み対策。施術の30〜60分前に塗布することで、皮膚の表面を麻痺させる。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 費用 | 1回2,000〜4,000円 |
| 効果 | 痛みを50〜70%軽減 |
| 対象部位 | ヒゲ、VIOで特に有効 |
| 注意点 | 肌の赤みが出ることがある |
ヒゲとVIOは麻酔なしだとかなり痛い。この2部位については、最初の数回は麻酔を使うことを強くおすすめする。回数を重ねると毛が減って痛みも軽減するので、3〜4回目以降は麻酔なしでも大丈夫な人が多い。
方法2: 蓄熱式の脱毛機を選ぶ
脱毛機には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2タイプがある。
| タイプ | 痛み | 効果 | 代表機種 |
|---|---|---|---|
| 熱破壊式 | 強い | 高い(特にヒゲ) | ジェントルヤグ、ジェントルレーズ |
| 蓄熱式 | 弱い | やや穏やか | ソプラノチタニウム、メディオスター |
蓄熱式は低出力のレーザーを連続で照射するため、1発あたりの痛みが少ない。「痛みが苦手だが脱毛したい」という人は、蓄熱式の脱毛機を導入しているクリニックを選ぼう。
ただし、ヒゲのような根深い毛には熱破壊式のほうが効果が高い。「痛みを取るか、効果を取るか」のトレードオフだ。
方法3: 日焼けしない
日焼けした肌はメラニンが増えている状態。レーザーがメラニンに反応するため、日焼け肌だと通常より痛みが増す。さらに火傷のリスクも上がる。
施術の2週間前から日焼けを避け、日焼け止めを塗ることで、痛みとリスクの両方を軽減できる。
方法4: 施術前日にしっかり保湿する
乾燥した肌はレーザーの刺激を受けやすい。施術前日の夜に保湿クリームをしっかり塗っておくと、肌のバリア機能が高まって痛みが軽減する。
ただし施術当日は保湿クリームを塗らないこと。クリームの成分がレーザーの効果に影響する可能性がある。
方法5: カフェインとアルコールを控える
施術前日〜当日はカフェインとアルコールを避ける。どちらも血管を拡張させる作用があり、痛みを感じやすくなる。
コーヒーを毎朝飲む習慣がある人は、施術日だけデカフェにするか、施術後に飲むようにしよう。
方法6: 呼吸法を意識する
施術中に痛みを感じたら、吐く息を長くすることを意識する。「スー…」と息を吐いている間にレーザーが照射されると、痛みの感じ方が和らぐ。
看護師に「次、照射しますよ」と声をかけてもらえる場合は、そのタイミングに合わせて息を吐くと効果的だ。
方法7: 冷却ジェル or 冷却装置のあるクリニックを選ぶ
最新の脱毛機には、レーザー照射と同時に皮膚を冷却する装置がついている。冷却によって痛みの神経伝達が抑えられるので、痛みが大幅に軽減される。
冷却装置つきの脱毛機を導入しているかどうかは、カウンセリング時に確認しよう。
回数を重ねると痛みは減る
これは意外と知られていないが、脱毛の回数を重ねるほど痛みは軽減する。
理由はシンプルで、回数を重ねるたびに毛の量が減り、密度が下がるから。レーザーが反応するメラニンの量が減れば、痛みも減る。
| 回数 | 痛みの変化(ヒゲの場合) |
|---|---|
| 1〜2回目 | 最も痛い(MAX) |
| 3〜4回目 | やや軽減(70〜80%) |
| 5〜6回目 | 大幅に軽減(40〜50%) |
| 7回目以降 | ほとんど気にならない |
つまり、最も痛いのは最初の1〜2回だけ。ここを乗り越えれば、後は楽になっていく。「痛みが怖くて始められない」人も、最初の数回だけ麻酔を使って乗り切れば、あとは大丈夫だ。
実際に痛かった&意外と痛くなかった体験談
痛かった:鼻下の1回目
「ゴムで弾かれる程度ですよ」というスタッフの説明を信じて麻酔なしで臨んだ結果、照射1発目で「ッ!」と声が出た。5発目あたりで目に涙が浮かんだ。正直、2回目からは麻酔を使うことにした。
意外と痛くなかった:VIOのOライン
「VIO脱毛は激痛」というイメージがあったが、Oラインは意外と平気だった。VラインとIラインは確かに痛いが、Oラインは「チクチクする程度」で、ヒゲの半分以下の痛みだった。
全然痛くなかった:腕と背中
腕と背中はほぼ無痛。「温かいものを当てられてる」程度の感覚で、会話しながら施術を受けられた。全身脱毛のうち、腕と背中は痛みの心配は不要。
まとめ:痛みは対策できる
メンズ脱毛の痛みは、部位と対策次第で大きく変わる。
- ヒゲ・VIO: 痛みレベル高。麻酔クリーム推奨
- ワキ・脚: 中程度。麻酔なしでも耐えられる人が多い
- 腕・背中・胸: 痛みほぼなし。心配不要
痛みが心配で脱毛を始められないなら、まず痛みの少ない部位(腕、脚)から始めて、「脱毛ってこんなもんか」と実感してからヒゲやVIOに進むのもアリだ。
クリニック選びはメンズ脱毛サロンおすすめランキングで、麻酔クリームの詳細はメンズ脱毛の麻酔クリーム完全ガイドを参考にしてほしい。
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