ネットで「メンズ脱毛」と検索した後、ブラウザの履歴を消した経験はないだろうか。
私はある。32歳のとき。ヒゲが濃くて毎朝の髭剃りが面倒で、脱毛を検討し始めた。でも「男が脱毛なんて」「VIO脱毛って何される?」「受付で女性スタッフに見られるの?」と考えたら、予約ボタンを押せなかった。
結局、最初のカウンセリングに行くまで2ヶ月かかった。そして行ってみて思った。「なんでもっと早く来なかったんだろう」。
待合室には自分と同じ年代の男性が何人もいたし、施術も想像よりずっとスムーズだった。あの2ヶ月の逡巡は、完全に杞憂だった。
この記事では、メンズ脱毛に「恥ずかしい」「不安」を感じている人に向けて、初回カウンセリングから施術までのリアルな流れと、不安を解消するための5つのポイントを解説する。
なぜ「恥ずかしい」と感じるのか
まず、恥ずかしいと感じる原因を整理しよう。原因がわかれば対策が立てやすい。
原因1:「男が脱毛なんて」という価値観
「脱毛は女性がするもの」というイメージが、まだ根強くある。特に30代以上の世代だと、男性の美容ケアに対する心理的ハードルが高い。
ただし数字を見ると、この感覚は急速に変わっている。メンズ脱毛の市場規模は2020年から2025年にかけて約2.5倍に拡大。実際にクリニックに行くと、20代はもちろん40代・50代の男性も珍しくない。
「男が脱毛なんて」と思っているのは、実は自分だけかもしれない。周囲の男性も「言わないだけで通っている」ケースは多い。
原因2: VIO脱毛の恥ずかしさ
VIO脱毛(デリケートゾーンの脱毛)に関しては、恥ずかしいと感じるのは当然だと思う。他人にデリケートゾーンを見せるわけだから。
ただし、施術するスタッフにとってこれは「日常業務」だ。1日に何十人もの施術を行っている。個人的な感想や判断をすることはない。歯科医が口の中を見ても何とも思わないのと同じだ。
多くのクリニックでは男性スタッフがVIO施術を担当する仕組みになっている。女性スタッフに見られるのが嫌なら、カウンセリング時に確認しよう。
原因3: 何をされるかわからない不安
「初回って何するの?」「いきなり脱がされる?」「痛かったらどうしよう?」
初めてのことは誰でも不安だ。この不安は「情報不足」から来ている。実際の流れがわかれば、不安の大半は解消される。
初回カウンセリングの流れ(実体験ベース)
ここからは、私が実際に体験した初回カウンセリング〜施術の流れを時系列で紹介する。
来院〜受付(5分)
クリニックに入ると、受付で名前を伝える。待合室は男性専用クリニックなので男性のみ。共用クリニックの場合も、男女の待合スペースが分かれているところが多い。
受付で問診票を渡される。アレルギーの有無、服薬中の薬、肌質などを記入する。ここで「恥ずかしい」と感じたことは一切なかった。普通の病院と変わらない。
カウンセリング(30〜45分)
個室でカウンセラーと1対1で話す。聞かれるのは主に以下のこと。
- 脱毛したい部位
- 毛の悩み(濃さ、量、自己処理の頻度)
- 希望の仕上がり(ツルツルにしたいのか、薄くしたいのか)
- 予算
- 痛みへの耐性
カウンセラーは脱毛の仕組み、使用する脱毛機、料金プラン、通う回数・期間を説明してくれる。
ここでのポイント: カウンセリングだけなら費用は無料。「今日はカウンセリングだけで帰ります」と言っても全く問題ない。むしろ「今日決めなきゃいけない」と焦る必要はない。
私はカウンセリングを3院で受けて、比較してから契約した。
施術(初回の場合、30〜60分)
契約した場合は、当日または別日に施術を受ける。
施術の流れ:
1. 施術室に案内される(個室)
2. 着替え(必要に応じて施術着に着替える。ヒゲ脱毛の場合は着替え不要)
3. 冷却ジェルの塗布(施術部位にジェルを塗る)
4. レーザー照射(パチパチという軽い刺激。痛みの程度は部位による)
5. 冷却・保湿(施術後に冷やして、保湿クリームを塗布)
6. 終了(そのまま帰宅。ダウンタイムは基本なし)
ヒゲ脱毛の場合、施術時間は15〜20分程度。想像しているより短い。
不安を解消する5つのポイント
ポイント1: 男性専門クリニックを選ぶ
最も簡単に恥ずかしさを軽減する方法は、男性専門のクリニック・サロンを選ぶこと。
男性専門クリニックなら:
– 待合室に女性がいない
– スタッフが男性対応に慣れている
– VIO脱毛は男性スタッフが担当(のところが多い)
代表的な男性専門クリニック:
– ゴリラクリニック
– メンズリゼ
– メンズクリア
– リンクス
ポイント2: 最初はヒゲだけから始める
いきなりVIOや全身を契約する必要はない。まずはヒゲ脱毛だけやってみる。
ヒゲ脱毛なら:
– 服を脱ぐ必要がない
– 施術時間が短い(15〜20分)
– 恥ずかしさを感じる要素がほぼゼロ
ヒゲ脱毛で「クリニックに通うこと」に慣れたら、他の部位を追加するかどうか考えればいい。
ポイント3: 「初めてです」と正直に言う
「初めてで不安なんですが」と素直に言うと、スタッフの対応が変わる。より丁寧に説明してくれるし、施術中も「痛くないですか?」「大丈夫ですか?」と頻繁に声をかけてくれる。
私が初めてカウンセリングに行ったとき、「実は2ヶ月悩んで、今日やっと来ました」と正直に言ったら、カウンセラーが笑って「そういう方、多いんですよ」と教えてくれた。自分だけじゃないとわかると、気持ちが楽になる。
ポイント4: 口コミで「男性のリアルな感想」を読む
公式サイトの体験談よりも、Googleマップの口コミやSNSの投稿のほうがリアルだ。
「初めてで緊張したけど、スタッフの対応が良くて安心できた」「VIO脱毛は最初だけ恥ずかしかったけど、すぐ慣れた」——こういうリアルな声を事前に読んでおくと、心理的なハードルが下がる。
ポイント5: 友人・パートナーに話してみる
意外に効果的なのが、誰かに「脱毛に行こうと思ってる」と話すこと。
話してみると「え、俺も行ってるよ」「いいね、どこのクリニック?」という反応が返ってくることがある。特に20〜30代の男性は、脱毛に対する抵抗感が低い。
パートナーに話すのもおすすめだ。「ヒゲ脱毛考えてるんだけど」と言って否定されることはまずない。むしろ「いいじゃん、やりなよ!」と背中を押されるケースのほうが多い。
VIO脱毛の恥ずかしさ対策
VIO脱毛が恥ずかしくて踏み出せない人は多い。ここではVIO脱毛に特化した不安解消法を紹介する。
施術の実際の流れ
- 個室に案内される
- 下半身だけ着替え(タオルで隠した状態)
- スタッフが入室し、必要な部分だけタオルをずらしながら照射
- 一度にすべてが露出するわけではない
ポイント: 全裸で横になるようなことはない。必要最低限の露出で、スタッフはプロの対応をしてくれる。
よくある心配に対する回答
Q: 施術中に生理的な反応(勃起)が起きたらどうしよう?
これは本当に多い心配だが、スタッフは慣れている。起きても無視してくれるし、何も言われない。そもそもレーザー照射中は痛みがあるので、そういう状態になりにくい。万が一なっても、恥ずかしがる必要はまったくない。
Q: 衛生面が気になる
施術前にシャワーを浴びる必要はないが、清潔な状態で行くのがマナー。多くのクリニックでは施術前にウェットシートでの拭き取りタイムがある。
Q: 施術者は男性?女性?
クリニックによる。男性専門クリニック(ゴリラクリニック、メンズリゼ等)ではVIO施術は男性看護師が担当することが多い。カウンセリング時に確認できるので、気になる方は事前に聞いておこう。
通い始めた人のリアルな声
30代・会社員
最初はヒゲだけのつもりだったけど、3回通ったら「なんで今までやらなかったんだろう」と思った。今はVIOも追加してる。正直、VIOの1回目は心臓バクバクだったけど、スタッフが男性だったし、施術中は痛みに集中してるから恥ずかしさは一瞬で消えた。
20代・大学院生
友達に「脱毛行ってる」と言ったら、「俺も行きたかったんだよね」と。一緒にペア割で申し込んだ。一人で行くのが不安なら、友達と一緒に行くのがおすすめ。
40代・経営者
40代で脱毛って遅すぎるかなと思ったけど、カウンセリングで「40代の方もたくさんいらっしゃいますよ」と言われて安心した。実際に待合室に同年代の人がいて、「あ、自分だけじゃないんだ」と思えた。
まとめ:「恥ずかしい」のは最初の1回だけ
メンズ脱毛を始めた人の多くが口をそろえて言うのは、「恥ずかしいのは予約ボタンを押すまでだった」ということ。
実際にクリニックに行くと、プロのスタッフが対応してくれるし、同じ悩みを持つ男性がたくさんいることがわかる。通い始めてしまえば、2回目からはもう慣れている。
まずは無料カウンセリングの予約だけしてみてほしい。行ってみて「やっぱり無理」と思ったら、カウンセリングだけで帰ればいい。費用はゼロだ。
脱毛を始めるかどうかの判断材料として、メンズ脱毛の始め方完全ガイドも参考にしてほしい。クリニック選びはメンズ脱毛サロンおすすめランキングで比較できる。
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