「ヒゲに白髪が混ざり始めて、脱毛しようと思ったらレーザーが効かないと言われた」
40代以降の男性からこの相談をもらうことが本当に多い。実際、自分も42歳でヒゲ脱毛を始めようとしたとき、カウンセリングで「白髪部分にはレーザーが反応しません」と言われてかなりショックだった。
結論から言うと、白髪でも脱毛はできる。ただし、方法が限られる。この記事では白髪脱毛の具体的な方法と料金、実際の体験をまとめた。
なぜレーザー脱毛は白髪に効かないのか
医療レーザー脱毛やサロンの光脱毛は、毛の中の「メラニン色素(黒い色素)」に反応して熱を発生させ、毛根にダメージを与える仕組みだ。
白髪にはメラニン色素がない。だからレーザーを当てても素通りしてしまう。これは脱毛機器の性能の問題ではなく、原理的に不可能なのだ。
つまり、黒い毛にしか効かないレーザー脱毛・光脱毛は、白髪には使えない。
白髪に対応できる脱毛方法
ニードル脱毛(電気脱毛)— 唯一の確実な方法
ニードル脱毛は、毛穴に極細の針を挿入し、微弱な電流を流して毛根を破壊する方法。メラニン色素に依存しないので、白髪でも確実に脱毛できる。
| 項目 | ニードル脱毛 | レーザー脱毛 |
|---|---|---|
| 白髪への効果 | ◎ | × |
| 痛み | 強い | 中程度 |
| 1回の施術時間 | 長い(1本ずつ処理) | 短い(面で照射) |
| 料金目安(ヒゲ全体) | 30〜80万円 | 10〜20万円 |
| 通院回数 | 10〜20回 | 5〜10回 |
| 永久脱毛 | ◎ | ○ |
ニードル脱毛のデメリットは「痛い」「時間がかかる」「高い」の3つ。1本1本処理するので、ヒゲ全体だと1回の施術に60〜90分かかる。正直、痛みもレーザーの比ではない。
自分はヒゲの白髪部分だけニードル脱毛をやった。最初の1回は涙が出るほど痛かった。でも3回目くらいから慣れてきて、我慢できるレベルになった。麻酔クリームを使えばかなり軽減できるので、痛みが心配な人は事前にクリニックに相談するといい。
SHR脱毛 — 一部対応の可能性あり
SHR(Super Hair Removal)脱毛は、毛根ではなく「バルジ領域」という部分に低温の熱を蓄積させて脱毛する方式。メラニン色素への依存度がレーザーより低いため、薄い色の毛にも効果があるとされている。
ただし、完全に白い毛への効果は限定的というのが正直なところ。「やや白っぽい毛」には効果があるが、真っ白な白髪には期待しないほうがいい。
白髪脱毛の料金相場
ニードル脱毛の料金は施術時間で計算されることが多い。
| 部位 | 料金目安(完了まで) | 回数目安 |
|---|---|---|
| ヒゲ全体 | 30〜80万円 | 15〜25回 |
| ヒゲ(白髪部分のみ) | 10〜30万円 | 8〜15回 |
| 手の甲・指 | 5〜10万円 | 5〜8回 |
| 胸毛 | 15〜40万円 | 10〜20回 |
正直、高い。レーザー脱毛の2〜3倍はかかると思ったほうがいい。ただ、これは「1本ずつ処理する」という手法の性質上、仕方がない部分だ。
費用を抑えるコツは、黒い毛はレーザーで、白髪だけニードルでという併用方式にすること。全体の7割がレーザーで処理できれば、ニードルの費用はかなり抑えられる。
白髪脱毛で後悔しないためのポイント
1. 白髪が増える前に始める
これは声を大にして言いたい。ヒゲの白髪は30代後半から増え始めて、50代になると半分以上が白髪になる人も多い。白髪の割合が増えるほどニードル脱毛の費用と時間がかさむ。
「脱毛はもう少し後でいいか」と思っているなら、その判断は間違っている可能性が高い。白髪が少ないうちに始めたほうが、トータルコストは確実に安い。
2. クリニック選びは慎重に
ニードル脱毛は技術者の腕が結果に直結する。経験の浅いスタッフに当たると、痛みが強くなったり、毛穴に跡が残ったりするリスクがある。
選ぶポイントは「ニードル脱毛の実績が豊富か」「施術者の指名ができるか」「テスト施術を受けられるか」の3つ。大手のメンズ脱毛クリニックでもニードル脱毛を扱っていないところがあるので、事前に確認が必要だ。
3. 痛み対策を事前に相談する
ニードル脱毛の痛みはかなり強い。特にヒゲは顔面なので、痛みを感じやすい部位だ。事前に麻酔クリームの使用が可能か、笑気麻酔に対応しているかを確認しておくこと。
自分の経験だと、麻酔クリームを塗って30分待ってから施術すると、痛みは半分以下に感じた。これだけで全然違う。
よくある質問
Q. 白髪染めをしていたら脱毛できる?
白髪染めで黒くしていても、毛根のメラニン色素が回復するわけではないので、レーザーは効かない。ニードル脱毛なら問題なく施術可能。
Q. 何歳まで脱毛できる?
年齢制限はない。60代、70代で脱毛している人もいる。ただし、肌のコンディションによっては施術できないケースもあるので、カウンセリングで相談を。
Q. 白髪のVIO脱毛もできる?
できる。ニードル脱毛ならVIOの白髪も処理可能。ただし、VIOは痛みが非常に強い部位なので、麻酔の使用を強くおすすめする。
白髪脱毛の体験談:42歳でニードル脱毛を始めて感じたこと
ここからは、自分自身の白髪ヒゲ脱毛の体験を少し詳しく書いてみたい。
42歳のとき、ヒゲ全体の約2割が白髪だった。最初は医療レーザーだけでいけると思っていたが、カウンセリングで白髪部分はニードルが必要だと知った。正直、その時点ではニードル脱毛の存在すら知らなかった。
初回の施術は、鼻下の白髪10本程度を処理するだけで約20分。たった10本なのにかなり痛い。施術後は鼻下が赤く腫れて、翌日まで引かなかった。2回目以降は麻酔クリームを使ってもらったが、それでもレーザーとは比較にならない痛みだった。
ただ、回数を重ねるごとに確実に白髪が減っていく実感があった。5回目の施術後には、鏡で見ても白髪がほとんど見つからないレベルになっていた。黒い毛はレーザーで並行して処理していたから、全体のヒゲが目に見えて減っていく感覚は気持ちがよかった。
トータルの費用は、レーザー5回で約8万円、ニードル8回で約15万円。合計23万円。決して安くはない。でも毎朝のヒゲ剃りが5分以下で終わるようになったし、夕方の青ヒゲもほぼなくなった。あの頃の自分に「もっと早く始めろ」と言いたい。
白髪と黒い毛の併用脱毛:スケジュールの組み方
レーザーとニードルを併用する場合、施術スケジュールの調整が必要になる。同じ日に両方受けることは基本的にできないので、交互に通うことになる。
自分が実際に組んでいたスケジュールはこんな感じだ。
| 週 | 施術内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 第1週 | レーザー脱毛(ヒゲ全体) | 約15分 |
| 第2週 | 休み | — |
| 第3週 | ニードル脱毛(白髪部分のみ) | 約30分 |
| 第4週 | 休み | — |
このサイクルを月2回ペースで約10ヶ月続けた。仕事が忙しい時期は月1回に減らしたこともあるが、焦らず続けることが大事だと担当の看護師さんにも言われた。
あなたのヒゲに白髪は何本混ざっているだろうか? まだ数本なら、今がまさに始めどきだ。白髪が増えてからでは費用も時間も倍以上かかる。
まとめ
- 白髪脱毛はニードル脱毛(電気脱毛)で対応可能
- レーザー脱毛は白髪には効かない(原理的に不可能)
- 黒い毛はレーザー、白髪はニードルの併用がコスパ最強
- 白髪が増える前に始めるのがベスト
- 併用脱毛の場合は月2回ペースで約10ヶ月が目安
まずは無料カウンセリングで、自分のヒゲの白髪の割合を確認してもらうところから始めよう。


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